雷から身を守るには

雷から身を守るには

雷が迫ってきた時に避難するには?安全な場所と危険な場所

安全な場所

外にいるときに雷が鳴り始めたら、まずは建物の中に避難しましょう。

特に鉄筋コンクリート建築の大きな建物が安全です。
木造建築でも安全は確保できますが、雷の電流が構造材を介して伝わる恐れがあります。
電気器具や天井や壁から1メートル以上離れた場所にいるようにしてください。

アウトドアの最中など、周囲にそのような建物が無い場合は車の中に避難しましょう。

万一車に雷が落ちても、電流は車の外側を通って地面に逃げますので、車内にいれば安全です。

ただし、雷が落ちた場合、車内の金属部分には絶対に手を触れないようにしましょう。
また雷の衝撃で車の窓が割れたりする為、ケガをしないよう十分に気をつけてください。

危険な場所

高い木の近くはとても危険です。最低でも木の幹、枝、葉から2m以上離れましょう。
雷の電気は外壁を伝うので、建物の軒下での雨宿りも危険です。

また、雷の時に傘をさしたり、ゴルフクラブや釣竿を高く振りかざすのはやめましょう自分自身が避雷針になり、雷を呼び寄せるきっかけになってしまいます。

 

周囲に安全な場所が無い場合

周囲に建物も車も無い場合など、周囲に安全を確保できる場所が無い場合は、
電柱、煙突などの頂点を45度の角度にみる範囲で4m以上離れた「保護範囲」に退避しましょう。

雷しゃがみ

それでは、電柱も無い開けた土地で雷に遭遇してしまった場合は、どのように対処するのが適切なのでしょうか?

そんな時は、とっさに身を守る「雷しゃがみ」というポーズをとりましょう。

数人いる場合は、お互いに30m以上離れましょう。

雷しゃがみの姿勢

  1. 頭を下にかがめる(できるだけ姿勢を低くする)
  2. 両手で耳をふさぐ
  3. 足の両かかと同士を合わせる
  4. つま先で立つ

両足のかかとを合わせる(付ける)理由は、万が一、雷の電気が足から進入しても上半身まで流れないように、片足から反対側の片足へ、Uターンさせて流し返すためです。また、つま先で立つ理由は、地面との接点を可能な限り小さくして、電気の侵入を最小にするためです。

リュックサックなどの荷物は、地面に下ろします。できるだけ姿勢を低くすることが大切ですが、腹ばいになるのは地面との接地面積が大きくなるので NG です。

 

危険な行為・間違った避難方法

①傘をさす

雷雨のときに傘をさすのは大変危険です 。 自分自身が避雷針になり、雷を呼び寄せることになってしまいます。

②自転車に乗る

自転車 に乗っている場合、ただちに降りて安全な場所に避難しましょう。

③避難しない

「 ピカッ 」と光ってから「ゴロゴロ」鳴る間隔が長いからといって安全ではありません。

雷雲の直下であれば、いつ落雷してもおかしくない状態です。

上空に雷雲があり、雷鳴が聞こえているのであれば、急いで避難場所を探しましょう。

④雷が鳴っている中、木や建物の下で雨宿りする

⑤ゴム長靴やレインコートなど、ゴム製品を着て防御する

ゴム長靴やレインコートを着ても、非常に高い雷の電圧を防ぐことはまずありません。

⑥貴金属類を外す

眼鏡やベルト、時計やネックレスなどの小さな金属製のアクセサリーなどは、身につけていてもほとんど変わらないといわれています。